HELPのモールス信号
英語のHELPは国際モールス信号で .... . .-.. .--. です。 4個の符号はH・E・L・Pを表し、各文字の間には明確な文字間隔を入れます。
.... . .-.. .--.HELPは英単語を1文字ずつ符号化したものです。連続した国際遭難信号のSOSとは異なり、受信者が国際モールスを解読し、英語の意味を理解する必要があります。
HELPを1文字ずつ分解
| 文字 | 国際モールス | 音のリズム |
|---|---|---|
| H | .... | di-di-di-dit |
| E | . | dit |
| L | .-.. | di-dah-di-dit |
| P | .--. | di-dah-dah-dit |
| 文字 | モールス信号 | 再生 |
|---|---|---|
| H | .... | |
| E | . | |
| L | .-.. | |
| P | .--. |
H E L P
.... . .-.. .--.文字間隔をなくして ......-...--. とすると、どこでH・E・L・Pに区切るか判断できません。
HELPの時間配分
短点は1単位、長点は3単位、同じ文字内の間隔は1単位、文字間は3単位、語間は7単位です。HELP全体は 37単位で、1単位を0.2秒にすると約7.4秒です。
Hを短く4回、3単位休んでEを短く1回送ります。さらに文字間隔を置き、Lを短・長・短・短、Pを短・長・長・短の順で送ります。
音・光・打音でHELPを送る
- 音: 長点を短点の約3倍の長さにし、音程ではなく継続時間で区別します。
- 光: Hは短く4回、Eは短く1回、Lは短長短短、Pは短長長短。文字ごとに3単位休みます。
- 打音: 長さを維持できるブザー音やこすり音が適しています。同じ長さの打撃だけでは短点と長点を区別できません。
「助けて」を和文モールス信号で送る
日本語で自然な呼びかけは 「助けて」 です。漢字に和文符号を直接割り当てるのではなく、読みをカタカナの タスケテ にして送ります。
-. ---.- -.-- .-.--| カナ | タ | ス | ケ | テ |
|---|---|---|---|---|
| 和文モールス | -. | ---.- | -.-- | .-.-- |
国際モールスと和文モールスは、同じ点・線の組合せでも示す文字が異なります。たとえば -. は国際符号ではN、和文ではタです。どちらの体系を使うか受信側と共有し、途中で曖昧に切り替えないことが重要です。
和文モールス信号変換ツールでは、ひらがな・カタカナを変換して再生できます。全体の割り当ては和文モールス信号表で確認できます。
緊急時の注意: 可能なら緊急通報、衛星SOS、無線、位置発信器を先に使ってください。HELPや「助けて」だけでは場所や危険の内容を伝えられません。
HELP・助けて・SOSの使い分け
| 内容 | 体系と符号 | 向いている相手 |
|---|---|---|
| HELP | 国際 .... . .-.. .--. | 英語と国際モールスを理解する人 |
| 助けて | 和文 -. ---.- -.-- .-.-- | 日本語と和文モールスを理解する人 |
| HELP ME | 国際 .... . .-.. .--. / -- . | 英語でより明確に依頼したいとき |
| SOS | 国際連続 ...---... | 未知の相手へ遭難を知らせるとき |
よくある質問
HELPは空白なしで送れますか?
いいえ。H・E・L・Pの間には3単位の文字間隔が必要です。
HELPは正式な遭難信号ですか?
いいえ。普通の英単語です。国際的な連続遭難信号はSOSです。
「助けて」の漢字をそのまま変換できますか?
できません。読みを タスケテ に直し、4文字の和文符号として送ります。
HELPと「助けて」は同じ符号体系ですか?
違います。HELPは国際モールス、タスケテは和文モールスです。同じ配列を別体系で解読すると違う文字になります。
HELP MEのモールス信号、SOSのモールス信号、和文モールス信号変換ツールも確認できます。